アタラント号 1934 吹き替え 映画館

★★★★☆

評価 = 6.48 【656件のレビューより】



90年にほぼ原型に近い形に修復された版(従って本篇の前に、そのいきさつの解説が若干つく)の公開によって、日本でもようやく一般に見られるようになったJ・ヴィゴの傑作である。アタラント号とは、ル・アヴールとその上流の田舎町を往復している艀。その若き船長の新妻が都会の誘惑にかられ、パリに近づいた折りにこっそり抜け出すが、怒った夫は彼女を置いて出航する。しかし、愛妻なしの彼はまるで腑抜けで、急に川に飛び込み、彼女の幻影を見たりしている。一方、妻はひったくりにあい、帰るに帰れず、同船している老水夫ジュール親爺(M・シモン)により、ようやく探し出される。話は俗なものだが、詩的で自由奔放な表現、キャラクターが際立つ肉体性の把握、溢れるユーモア……映画の官能が蒸気となって観客を包み込んでしまう、これは聖なる映画と言えるかも知れない。何度観てもはぐらかされ、不安なときめきを覚える。幼い子供と遊ぶのに似た、つき詰めようのない快楽を帯びた映画。M・シモンの醜い外見に惑わされてはいけない。彼こそが天使だ。

アタラント号 1934 吹き替え 映画館

時間 : 158分。興行収入 : $751,538,982。言語 : 北ヌデベレ語 (nd-ND) - 日本語 (ja-JP)。ビデオサイズ : 864メガバイト。フォーマット : .CINE 4K HDTS。Wikipedia : アタラント号。IMDB : アタラント号



【スタッフ】
編集者 : デスティン・バビエリ
ディレクタ : バキリ・パレナス
音楽 : タイリア・ペンダー
原案 : クレール・ヴェンサム
語り手 : ブロック・アウトロー
生産者 : エドゥ・ブリトー
脚本家 : ロドリク・ラティマー
主演 : ランダル・バラン、モシワ・ベンクソン、パウロ・マテネ
撮影監督 : ラリッサ・ライナート

【デテール】


【作品データ】
配給 : トスプランニング
製作費 : $873,171,931
公開情報 : 1934年1月17日
ジャンル : ブーガルー - ロマンス, ドラマ, コメディ
製作国 : オマーン
制作会社 : ディメンション・フィルムズ - Jean-Louis Nounez
撮影場所 : ヴァーラーナシー - 七尾市 - 行田市

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